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外壁塗装工事を失敗しないために6 屋根について知る

塗装の豆知識 2022.02.08 (Tue) 更新

大和郡山市・生駒郡の皆様

こんにちは!

奈良県大和郡山市・生駒郡地域密着の屋根・外壁塗装専門店橋本工務店です^^

大和郡山市・生駒郡で数少ない自社職人在籍の外壁塗装&屋根塗装専門店だから、高品質の塗装工事を提供できます!

いつもブログをありがとうございます!

今日は外壁塗装工事を失敗しないために6 屋根について知る をお話しします。

屋根もいろんな種類があります。

 

【屋根の種類について】

①スレート瓦

↑よくある、薄型のカラーベストという屋根です。石質の薄い板の総称です。天然の石を使った「天然スレート」と人工の「化粧スレート」があります。

軽量でよいのですが、経年劣化が早い・激しいです。

②セメント瓦

↑S型スレートです。ご覧の通り形がぼこぼこしています。植木鉢などの素材に釉薬が塗って塗装しています。

日本瓦 (焼き物系)

↑こちらは日本瓦(和瓦)です。釉薬瓦といった瓦に薬を塗ったものや、土を焼いていぶしたいぶし瓦などが多いです。

原則、塗装はしません。漆喰などの補修工事となります。

重量はあり屋根は重くなります。しかし耐久性は非常に高いです。

 

④鉄部屋根 (金属系)

瓦棒

セッパン

ガルバリウム屋根

ガルバリウム屋根は今多く使われています。

鉄材を基材としてアルミニウム・亜鉛・シリコンを混ぜたもので融解アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板をまとめてガルバリウム鋼板といいます。

こちらも軽量でよいのですが、鉄板の上に塗装したものなので、経年劣化が早く塗装していかないとなりません。

 

【防水材】

壁の下地と同じで、屋根も防水材が絶対に必要です。

昔は雨漏りが多かったのですが、それはビニールの防水材を使用していることが多かったため、ビニールの防水材ではすぐに穴が開いてしまっていたからでした。

今はアスファルトルーフィングと言ってフェルトにアスファルトを染みこませた防水紙が主流となって防水をしています。

皆さん勘違いされていることが多いのですが、瓦が雨漏りを防いでいるのではなく、この防水紙が雨漏りを防いでいます。

防水紙を守るために瓦があるのです。

 

【屋根の構造を知る】

木造住宅では

このように垂木が入ってその上にコンパネを置いて、垂木のところに釘を打っていきます。

その上に防水紙を貼っていきます。

では塗装後に雨漏りするようになった場合、何が原因かというと

こちらはスレートの瓦ですが、通常は雨が入っても流れて出ていく構造になっていますが

塗装したばかりに詰まってしまって、水が中に入ってしまって雨漏りをしてしまうことになります。

ですので塗装後にふさがった隙間の塗膜を切る「縁切り」が必要になります。

【塗装では修繕できない屋根】

塗装では修繕できない屋根があります。

こちらは積水のS瓦ですが、踏むとバキバキしてしまうため塗装できません。

あなが開いてしまっている樋も塗装では修繕できません。

スレードも割れが激しいと塗装では無理な場合があります。

このように瓦が崩れている場合も。

錆がひどすぎて穴が開きそうなレベルは塗装では手に負えません。

 

こうした場合には葺き替えをしていくことになります。

 

いろいろな屋根の種類がありますが、お家の屋根はどの屋根でしょうか?どういった状態でしょうか?

一度ご確認いただき、知っていただくとよいかと思います。

 

今日は 外壁塗装工事を失敗しないために6 屋根について知る について説明いたしました。

次回は 外壁塗装工事を失敗しないために7 屋根パターン別塗装方法 についてお話します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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